浜松町にある当院は芸能界やスポーツ業界の著名人のリピーターが多い整体院です

あおいカイロプラクティック院・接骨院


投げると肩に痛み、投球障害(肩)

投球動作時に肩に痛みや違和感がある状態

 jyoseikennsa.jpg投球障害(肩)は、思うようにボールが投げられない状態、つまり投球を障害する肩の病変の総称です。野球だけではなく、バレーボールのアタックやテニスのサーブなどでも同様の障害が発生し、これらも広い意味合いでの投球障害(肩)です。
 
病変は、肩峰下滑液包炎、腱板炎、腱板損傷、関節唇損傷、インピンジメント症候群などと色々ですが。病名にとらわれるのではなく、体が持っている機能的な問題を把握して、それを解決していくことが重要になってきます。

肩の構造と働き

jyoseikatasutoretti.jpg肩関節は肩甲上腕関節とも呼ばれ、投球動作はこの肩甲上腕関節を中心に行われているため、投球障害は肩甲上腕関節の周囲に多く発生しています。
肩関節には複雑な動きを行なうための多くの筋肉があり、表層には物を持ち上げる動作で使われる三角筋があります。
 
肩甲骨周囲の深い所でには、インナーマッスル(棘上筋、棘上筋、小円筋、肩甲下筋)といわれる大きな筋肉を補助する役割の小さな筋肉があります。
肩のインナーマッスルはローテ―タ・-カフ(回旋筋腱板)ともいいます。
 
インナーマッスルは、投球動作時のフォロースルーフェイズで、腕が減速する際のブレーキの役割を果たしていて、投球障害の予防のために重要な筋肉です。

病変となる疾患

senaka.jpg

インピンジメント症候群

腱板や肩峰下滑液包が、肩の外転や外旋運動などにより、烏口肩峰アーチと衝突することで発症する病変です。

インピンジメント症候群をみる方法として
インピンジメントサインは、肩関節90度屈曲位で他動的に肩関節を内旋する方法(ホーキンスサイン)や、一方の手で肩甲骨を固定して、内旋した上腕を関節窩に圧迫しながら外転する方法(ニールサイン)があります。
これにより、上腕骨の大結節が烏口肩峰靭帯に衝突して、疼痛が誘発されるのです。

過柔軟性(ルーズショルダー)

投球障害(肩)の多くは、関節や筋肉の硬さが問題となることが多くなります。
しかし、反対に肩甲上腕関節の過柔軟性とともに不安定性を呈する場合があります。これは「ルーズショルダー」と呼ばれ、自覚症状は投球時の疼痛や不安感(抜けるような感覚)です。
 
リハビリテーションとしては、腱板の筋力強化を中心に行います。

関節唇の障害

肩甲上腕関節の上腕骨の受け皿にあたる肩甲骨側の面は、上腕骨の骨頭よりもかなり小さいため、そのままでは力のつり合いがとれません。

そのままでは力のつり合いがとれません。そのため関節唇と呼ばれる繊維細胞から成る生体組織が、受け皿の面から上腕骨をおおうように付着しています。
 
関節唇は上腕骨と肩甲骨を安定させる働きと、投球動作の中で肩甲上腕関節にかかる力の大きさと向きを調整する働きがあります。
しかし投球動作の繰り返しによって同じ部位に繰り返しのストレスがかかると関節唇が損傷してしまうことがあり、それでも投球を続けると関節唇が剥がれてしまうこともあります。
 
剥がれてしまうと肩関節が不安定になり投球動作ができなくなります。

腱板の障害

インナーマッスルの棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋をまとめて回旋筋腱板(腱板)といいます。これらの4つの筋肉の腱の付着部が、幅広い板状に見えることからそのように呼ばれています。
 
腱板には肩甲上腕関節を安定させる働きもありますが、アーリーコッキング、レイトコッキングフェイズで三角筋とともに腕を上げるとても重要な働きがあります。
 
投球動作の繰り返しによって腱板の同じ部位に繰り返しのストレスがかかると、腱板が損傷してしまうことがあります。
痛みがあるのに我慢して投球を続けると、アーリーコッキングフェイズからレイトコッキングフェイズの姿勢がとれなくなり投球動作ができなくなります。
 

投げるメカニズム

monnsinn.jpg投球は、効率よく運動エネルギーを伝える動作ともいえます。この動作は、上肢のみで行われるのではなく、下肢、体幹から発生したエネルギーを効率よく上肢に伝達する事が重要です。
「投げる」ための大きな力は、体の各部位の回転を加えることで発生します。
ボールに大きな力を伝えるための最初の回転は、腰の回転からスタートします。次いで、肩(肩甲骨)までの回転に入ってきます。腕(上腕)は、肩甲骨の延長戦上で振られることになります。
 
腕を真横(垂直面)から前方へ約30度の角度(肩甲棘の延長線上)に向かって振り下ろすイメージです。その後、腰と肩の回転によって、肘は自然に投球方向に出てきます。
単に肘を押し出すのではなく、下半身から始まる回転の動きが「投げる」というメカニズムを可能にさせているのです。

ワインズアップフェイズ

投球動作の、ボールがグローブから出るまでの間を言います。
足を高く上げて軸足でバランスよく真っすぐ立った時、プロ野球選手などでは軸足の股関節で、一瞬溜めを作ることができます。
この溜めを作る股関節の柔軟性が障害の予防にも大切です。

アーリーコッキングフェイズ

ボールを握っている手がグローブから出て上方に上がり、体が投球方向に移動して踏み出し足が地面に着地するまでの間を言います。
足が着地したとき、膝が曲がり過ぎると体は開いて正面を向いてしまい、肘に負担がかかります。
 
投球側のひじは約90度に曲がって、手は上方に、上腕は約30度後方に引かれ、肩関節は90~120度体の外側にまわっています。
このときプロ野球選手などでは、ボールを握っている手の甲が投球する方向に向いています。
 

レイトコッキングフェイズ

投球動作の中で、胸が大きく開かれてる瞬間です。「胸を張る」とも言います。
 
投球側の上腕は30度後方に引かれた所から、肩甲骨の表面上に戻ってきます。
肩は外側に向かって160度まで広がりますが、ひじの角度、手の位置は変わりません。

しかし、筋力のない子供たちは早いボールを投げようとして、無意識に無意識に反動を使おうとします。その結果、肘が伸びて手の位置が体から離れてしまい、肘に負担がかかります。

アクセレーションフェイズ

レイトコッキングフェイズからボールのリリースポイントまで、腕が加速している間を言います。この間に肩は外側から強く捻り戻されます。
ストレートを投げる時は、リリースポイント直後に手首が内側にまわるのは自然な事です。
 
しかし、リリースポイントの前から手首を内側にひねってはいけません。
手首は、投げた後に結果的に内側にまわるだけなので、リリースポイントの前から意識してひねってしまうと「野球肘やテニス肘」の危険性が高まってきます。
 

アーリーフォロースルーフェイズ

ボールのリリースから投球する腕が地面と平行になるまでで、腕が減速している間を言います。
リリースポイントの後、肩は長軸を中心に内側に向かってまわり、前腕も内側にまわります。
この時、肩へは体重の1.5倍の牽引力がかかると言われています。この引っ張られる力に対して、肩甲骨の後方のインナーマッスルがブレーキの役目を果たすのです。
 
ひじの関節も関節の角度が大きくならないように、上腕二頭筋がブレーキの役割を担っています。

レイトフォロースルーフェイズ

アーリーフォロースルーから、手が体と交差するまでの、腕が減速している間を言います。
肩が回転しながら腕が下がって減速していくことで、手のひらが外向きにひねられて体と交差する事になります。
この時、減速する際の力の作用を軽減して腱板の負担を少なくしています。

下半身を鍛えることが大切です

 
kokannsetuugoki.jpg下半身から始まる回旋スピードの運動連鎖を、投球フェイズ別に検討していくと、アーリーコッキングフェイズは下半身のひねりの加速期であるということが分かります。
 
また、レイトコッキングフェイズ以降は、下半身は上半身を安定させる働きをしています。
 
肩関節やひじ関節に負担のない投げ方とは、下半身から始まる回旋スピードを上半身につなげて、その後、肩→肘→手首へと最大スピードの連鎖が続くフォームが理想だと考えられます。
従来から言われているように、下半身はボールを投げるために非常に重要なのです。

投球数の増加に伴うフォームの変化に注意

 
リリースポイントを一定に保つためには、レイトコッキングフェイズで肩の高さを常に一定に保つための肩の筋力が必要です。
しかし、投球数が増えるとどうしても肩の筋肉が疲労するため、肩の位置と一緒にリリースポイントも下がってしまいます。
 
それで疲れてくると、無意識的に体を投球側とは逆の方向に傾けて、さらにひざの関節角度を小さくすることでリリースポイントを上げようとする投手がいます。
 
例えば、少年野球の試合の終盤などで、そんな投げ方をしている少年がいます。それは投げている投手が、力が入らなくバテバテの状態で、SOSのサインを出しているのです。
 
同じリリースポイントで繰り返し投球するためには、肩の筋力に加えて下半身の筋力は重要です。
無理のない投球フォームは下半身から始まる回旋スピードの運動連鎖で成り立っています。
 
プロ野球の1軍投手は投球数が増加してもリリースポイントは一定で、体が傾斜する事はほとんどありません。それは、肩だけでなく、下半身の筋力も強いからです。

投球フォームの確認をしましょう
 
 

バランスチェック

zeropozisyonn.jpg壁に背をつけて立ったとき、後頭部、背中、お尻を壁につけた姿勢のまま真っすぐに立つというイメージを持って立ったときの姿勢です。
この姿勢で立つと体重は脊椎の中心に真っすぐにかかることになります。
 
体が前傾した姿勢や、猫背のような背中が丸まった姿勢になると体重は股関節と坐骨の上にかかってしまい、腰に負担を掛けてしまう事になり投球動作にも悪影響となります。
 
バレリーナや器械体操の選手が使う「中心線」という言葉がありますが、頭から真っすぐにこの「中心線」が体の中心を通るイメージをもつことが大事です。
 
①理想的な姿勢で足を揃えて立ち、片膝を90度に曲げて股関節の高さまで上げて30秒キープです。
 
②理想的な姿勢で足を揃えて立ち、つま先を上げてかかとでバランスをとります(つま先上げ)。もしこのチェックで、腰に痛みや足にシビレが出るようなら、念のため治療院などを受診した方が良いかもしれません。
 
③理想的な姿勢で足を揃えて立ち、かかとを上げてつま先でバランスよく立ちます(かかと上げ)。もしこのチェックで腰に痛みが出るようなら、大腿部や腰背筋群の問題もあるので、
念のため治療院などを受診した方が良いかもしれません。

バランスの重要性と施術

 
asisuto.jpg投球障害に二度とならないようにするためには、安定した投球フォームが必要です。野球の「投げる」という動作は、足の右か左のどちらかに体重をかける変則動作になります。
 
これはとてもバランスを取りづらい動作です。
 
連続投球では、その変則動作を繰り返し行なうことになります。右投げでも左投げでも投球モーションを開始すると、まず軸足に体重を乗せて、次に踏み出し足に体重を移動させていきますが、投球モーションに入る直前(プレートに軸足をかける直前)は、両足に均等に体重がかかっていることが理想です。

重心がしっかりと乗っていることが理想になってきます。
左右の荷重がしっかりと乗っているのか確認し、施術に入ります。

基本的には痛みを伴う施術は行っておりませんので、ご心配されないで下さい。

あおいカイロプラクティック院・接骨院のご案内

住      所:
〒105-0012
東京都港区芝大門1-16-1
穂積ビル5階
アクセス:
都営浅草線大門駅 徒歩1分
JR浜松町駅 徒歩4分 
お問い合わせ・ご予約
03-5408-5881
営業時間:
平日 10:30~20:30
土曜 10:30~16:00
※予約優先制
休業日:
日曜・祝日

メールでのお問い合わせ


ページ上部へ